武蔵大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、武蔵大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

参考：武蔵大学の偏差値は５２.５〜６０です。

武蔵大学と同じレベルの大学は？

武蔵大学と同じレベルの大学は以下の通りです。

国立では、STARSの上位である秋田大学や鳥取大学、私立では成成明学独國武で同じの明治学院大学や國學院大学、女子大御三家の東京女子大学や日本女子大学と大体同じレベルということになりました。

同レベルの大学に国立大学や公立大学が多数存在していますね。

武蔵大学は低学歴！？

武蔵大学は、そこそこの学歴と認識されています。低学歴ではありません。

文系の単科大学で成成明学独國武の中で最も学生数も少ないですが、同じレベルの文系単科大学である國學院大学よりも就職実績は高く、小規模の文系単科大学としてはかなり健闘している方でしょう。

武蔵大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、大学の共通テストの合格基準点は68％〜80％と全体的に難易度は高めです。

一番低い68％が国際教養学部の経済経営学専攻です。

一番高い80％が国際教養学部のグローバルスタディーズ専攻という結果になりました。

国際教養学部のみ差がありますが、他の学部では７割台でまとまっており、全体的に難易度が高めといえます。

どの大学もそうですが、人気学部やキャンパスの立地により競争率も変動するため自分の受験する学部のボーダーを調べておくことをお勧めします。

武蔵大学は、同レベル帯の他大学に比べて共通テスト利用方式の難易度が高めです。

武蔵大学の受験科目数

武蔵大学の受験科目数は、２科目〜４科目で、基本的にはどの学部も３科目型の試験が多いです。

科目についても実技試験などの大学独自の試験科目みたいなものは特になく、文系理系ともにそれぞれの一般的な科目を採用しているので、他大学との併願もしやすいでしょう。

また国際教養学部のみ外国語（英語）が必須となっていたりしますが、いずれにしても基本的な受験科目であることに変わりはありません。

有名私立大学（早慶上智・GMARCHなど）を第一志望とする学生の肩慣らしとしてはちょうどいいレベルでしょう。

武蔵大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生181,733人が答えた大学人気ランキング（2023年6月30日集計）』によると、武蔵大学の人気ランキングは全国で圏外で、キャンパスのある東京では第４４位という結果でした。

最近では、「ゼミの武蔵」といった広告を電車等でもよく見かけますが、全国的に認知度が低く、キャンパスを置く東京でも結構下の順位になっているので、人気が停滞している感が否めません。

ただ、人数が少ない分、広告で銘打っているように、ゼミで個々の力を鍛え上げようという教育方針のため、学生一人一人に向き合っている大学とも言えるでしょう。

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る武蔵大学

武蔵大学の、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は９８位でした。

有名企業400社への就職率は、7.3％で、75人です。

成成明学獨國武の中では、受験難易度に準じて第４位という結果でした。

成成明学獨國武は成蹊大学以外は文系の単科大学で構成されている大学のため、難易度の割に就職実績はあまりよくない印象になります。

ただそれでも、武蔵大学は１００位以内にしっかりとランクインしていますし、学生の人数が少ない割に健闘していると言えるでしょう。

武蔵大学は、世間的にはそこそこの学歴で、就職には弱くないという結果でした。