ブラウン大学は低学歴？日本でいうと何大学？

2023年12月17日2024年12月22日

あなたは、海外の大学がどれほどの実力を持っているのか？日本でいうとどんな大学になるのか？ということが気になっているのではないでしょうか。

海外の大学は日本の大学のように、偏差値という軸で評価をされていないため、完全に同じ評価軸で評価することは不可能です。

そのため、本記事では以下の基準を用いて日本でいうと何大学になるのかを判定していきたいと思います。

世界大学ランキングは世界的にも権威のあるQS（イギリス）・CWUR（アラブ）・THE（イギリス）の各評価機関の評価（２０２３年のランキングを参照）を参考にしています。

ブラウン大学は日本でいうと何大学？

結論から言うと、ブラウン大学は日本で言うと

東北大学や東京工業大学と大体同じくらいのレベル感になります。

理由はこれから４つの評価基準で説明していきますが、アメリカの大学は世界的にも評価が高い大学が多く、そもそも受験生人口も日本の７倍近いため、アメリカで上位に位置する大学に入るのは東京大学よりも難しいと言われることが多いです。

そのためブラウン大学も、上位２３位という結果ですが、日本で言うと超難関大学に入れるくらいの大学レベルを保持していると言うことになりました。

まずは人口比率による評価を見ていきます。

ここでは以下の手順で評価をしていきます。

※日本の受験生人口は旺文社教育情報センターによる2023年度の受験志願者数予想を、韓国の受験生人口は韓国教育課程評価院による2024年度の受験志願者数を使用しています。

以上の手順でブラウン大学を見ていくと、ブラウン大学は各評価機関の平均順位がアメリカ内２３位だったため、アメリカの受験生の上位2.1287％が入学できる大学ということになりました。

この数値を日本で見ると、日本内４位である東北大学が受験生の上位2.0537％で、次点の東京工業大学が受験生の上位2.2441%という結果になっているので、東北大学と東京工業大学の中間レベルとなりました。

日本の大学においては当サイト内で順位付けをしているところではありますが、海外の大学と評価指標を同じにするために、日本の大学においても一から評価機関のランキングをもとに順位付けを行っています。

また、合格者数の目安となる大学の定員についても、QSのデータを参考にしているため、実際とは異なる部分もあることをご了承ください。

受験生の人口比率から見ると、ブラウン大学は日本でいうと、東北大学と東京工業大学の中間レベルです。

それでは次にQS世界大学ランキングによる評価をみていきたいと思います。

ブラウン大学のQS世界大学ランキングでの順位は第６３位で、総合評価は69.6となっています。

その近辺の日本の大学を見てみると、第５５位に東京工業大学（72.5）が、第６８位に大阪大学（68.2）があります。

このランキングからいえば、ブラウン大学は日本でいうと、東京工業大学と大阪大学の中間レベルということになります。

それでは次にCWUR世界大学ランキングによる評価をみていきたいと思います。

CWUR世界大学ランキングとは、アラブ首長国連邦に本部を置く大学評価機関 Center for World University Rankings(CWUR)が発表している大学ランキングのこと。
各大学は教育レベル・就職率・教員レベル・研究レベルをもとに、総合評点１００を上限とする数値で評価されている。