東京外国語大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、東京外国語大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

他大学は▶︎大学レベル判定よりご覧いただけます。

参考：東京外国語大学の偏差値は60.0〜65.0です。

東京外国語大学と同じレベルの大学は？

東京外国語大学と同じレベルの大学は以下の通りです。

国立では、筑波や横浜国立大など・私立では早慶上智の上智大学やだいたい同じレベル大学ということになりました。

どれも名前の知れた名門大学です。ただ、東大・京大・一橋などと比べると、準一流大学と言われることも。

また、大学では語学漬けになりますが、専攻する言語は慎重に選ぶのをおすすめします。

マイナー言語を専攻したところで、就職に結びつくことが少ないからです。（就職のために語学をやっているわけじゃない！という声も聞こえてきそうですが…現実問題としては就職があります）

のどかなキャンパスの雰囲気の割には、授業も厳しく、課題も多いため、留年も多いのが現状です。

４年で卒業するのは３人に１人だとか…。留学する人もいるからかもしれませんね。

東京外国語大学は低学歴！？

東京外国語大学は、一般的に高学歴として認識されています。低学歴ではありません。

超エリートとまではいかないですが、十分に高学歴です。

受験で言えば、選ぶ言語による難易度はかなり差があります。マイナー言語は比較的受かりやすいこともありますが、マイナー言語を学んだ先まで、しっかりと見据えることが大切です。

東京外国語大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、東京外国語大学の共通テストの合格基準点は72％〜88％と平均的にかなり高いです。

一番低い72％が言語文化学部のポルトガル語専攻と国際社会学部のロシア学科と東南アジア第２専攻です。

一番高い88％が国際社会学部の中央ヨーロッパ専攻という結果になりました。（後期試験の基準点）

東京外国語大学は、前期試験であれば7割半、後期であれば8割弱が合格ラインであると言えます。

東京外国語大学の受験科目

東京外国語大学の受験科目数は、共通テスト7科目＋独自試験1科目〜2科目を採用しており、前期試験では英語の筆記試験に加え、リスニングとスピーキングの試験があります。

国立大学のため共通テストは文系理系ともに受験科目数が多く、幅広い対策が求められます。

また前期の2次試験については、全ての学部においてリスニングとスピーキングの試験が実施されるため、試験対策が必須となります。

そしてもちろん前期試験と後期試験では、後期試験の方が難易度が高くなりますので、第一志望の学生は前期日程を受験する方が有利になる可能性が高いです。

外国語を学びたい受験生が第一志望とするトップレベルの大学になります。

東京外国語大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生200,519人が答えた大学人気ランキング（2024年3月31日集計）』によると、東京外大は、東京版の国公立大学で１１位、全国版で３０位でした！

キャンパスが府中にあり、のどかな雰囲気ですが、全国人気は東京版と比較すると下がります。

それも当然で、主に外国語を学びたい学生が目指す大学なので、必然的に全体としての人気ランキングは下がるでしょう。

それでもそこそこの人気を誇っている印象です。

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る東京外国語大学

東京外国語大学は、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の中で20位でした！

有名企業400社への就職率は、25.6％で、249人です。

言語に強いので、上手に言語能力を活かして、外資系企業に就職を決めていく人もそこそこいます。

元々言語が好きという学生も多いため、海外支社がある大企業・言語を使う職業・大企業関係なく好きな言語に触れることができる職業など、就職先も多種多様です。

東京外国語大学は、世間的には高学歴で、就職にもそこそこ強いという結果でした。ただし、専攻する言語はよく考えて選びましょう。