ネットには「低学歴・低収入の人が人生逆転」するという事例はいくらでも出てきます。ただし、そのほとんどに再現性はありません。つまり、マネしたって上手くいかないものばかりです。
今回ご紹介するのは、徹底的に現実的かつ「地道な」方法です。そのため、「一発逆転」とまでは行かないかもしれませんが、確実・着実に高学歴・高収入との差を縮めるものです。
今の仕事がベストなのか?を考える
今の職場での待遇に不満がある場合、転職を検討することで収入を増やす選択肢があります。
現職にこだわらない柔軟な発想
- 給与の上がる職場を探す
業界によっては同じ職種でも待遇に大きな差があります。例えば、経理職であれば、製造業やIT業界の大手企業は給与が高い傾向があります。
事務仕事が苦手であれば、事務仕事にこだわる必要は全くありません。建設現場での職人というのも有力な選択肢です。
結論としては、以下の記事の仕事を検討してみてはいかがでしょうか。

転職サイト・エージェントの活用
転職活動を効率的に進めるためには、以下のサービスを活用しましょう。
- リクルートエージェント
非公開求人が豊富で、業界ごとに専門性の高いキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。 - JACリクルートメント
外資系企業やハイクラス転職に特化しており、高収入を目指す人におすすめです。 - doda
転職フェアなどのイベントも豊富で、未経験者から経験者まで幅広く対応しています。
これらのサービスを活用し、まずは市場価値を把握することが大切です。仮に転職を決断しなくても、現職の改善交渉に役立つ情報を得られる可能性があります。
少しの手間で年間30万円ゲットできる
端的に言えば「節約」なのですが、これを意識していない人が非常に多いです。
「何となく面倒くさい」という気持ちはよく分かりますが、それぞれ「たった数時間」で年間30万円を得られるのであれば、やらない理由はありません。
携帯キャリアの見直し(1日で完了:8万円/年)
携帯電話の料金プランは、多くの人にとって大きな固定費です。特に、大手キャリアのプランを利用している場合、10,000円近い金額を払っているケースも多いです。
これを月々7,000円減らすことも十分可能。これができれば年間8万円です。
- 格安プラン・乗り換えキャンペーンの利用
格安のプランだと通信が心配、という方もいますが、ハッキリ言って普通に使っている分には何ら遜色ありません。昔と違い通信品質も向上しているので、絶対に検討すべきです。例えば、楽天モバイルやAHAMOなどが人気です。
楽天モバイルだと14,000ポイント貰える社員紹介キャンペーンのルートが一番得です。楽天IDでログインして申し込めばエントリーできます。(過去に契約・解約しててもポイント付与対象なので、誰でも使えます)
AHAMOの場合は、ハピタスというポイントサイト経由の申込で20,000ポイントゲットできます。使用できるギガ数にかかわらず料金が一定というデメリットがありますが、十分安いです。
ハピタスで貰えるポイントは時期によって大きく変動するので、上記の20,000ポイントもいつまで続くか分かりませんので、もし今なくてもご容赦ください。
賢い人は一定期間ごとにマメにキャリアを渡り歩いています。今は違約金もないですし、番号を変えずに乗り換えできるので、活用すべきですね。
契約に当たっては、自身のデータ使用量を把握し、必要以上の容量を契約していないか確認しましょう。適切なプランに変更することで、無駄な支出を削減できます。
生命保険の解約・見直し(1日で完了:10万円/年)
生命保険は安心を得るために重要なですが、結論としては掛け捨ての定期保険だけで十分です。
何故かというと、医療保険のように入院で日額いくらかもらったところで、現在の入院期間というのはせいぜい1か月です。つまり、入院一律10万円+日額1万円の保険に入っていたとしても、貰える金額は40万円程度。
参考リンク:ガン治療に要した平均入院日数や平均通院年数はどのくらい?
このために払う保険料(アフラックの場合)は40歳で4~5万円(年間)、50歳で6~7万円。最もリスクが高くなる60歳では12万円です。40歳から加入したとして、70歳までに払う保険料は240万円。この間にガンの入院を6回すればトントン。
それ以前に、ガンの入院でかかる自己負担額は3万円から26万円。平均だとなんと7万円程度。保険で備えるレベルの金額ではありません。
参考リンク:がん手術の治療費目安 – がん診療と相談 – 受診案内(聖路加病院)
参考リンク:がんの治療費はいくらかかる?払えない場合はどうすれば良い …(太陽生命)
ガンと診断されたら100万円とか、それはもらえたら嬉しいかもしれませんが、実際のところ治療費にはそこまでの金額は必要ありません。保険で得する必要はないので、加入する意義はありませんよね。
それでも「保険が無いと不安」という人は、安い保険会社を探してみることをおススメします。
- コストパフォーマンスの良い保険の選択:大手生命保険会社は営業職員の人件費が高いため、保険料が割高になる傾向があります。一方、オリックス生命や外資系の保険会社は、同等の保障内容でより低価格な商品を提供していることが多いです。
ライフネット生命はCMをバンバン打っていて、安いイメージで売っていますが、実際にはそこまで安くありませんので、あまりオススメはできません。 - 代理店の選び方に注意:街中の保険代理店は、手数料の高い商品を優先的に勧める傾向があります。自分のニーズに合った保険を選ぶためには、複数の保険商品を比較検討し、第三者の意見やオンラインの情報を活用することが重要です。
ポイントサイトの活用(1日~3日:数十万円)
ポイントサイトを経由して、証券口座や銀行口座の開設、クレジットカードの発行を行うことで、数十万円相当のポイントを得られる可能性があります。ポイントサイトを経由しないで開設するとゼロ円なので、「知っているか知らないか」だけで大きな差が出ます。
これに加えて、証券会社・銀行が行っているキャンペーンでもキャッシュバックがあったりするので、更に上乗せされます。開設もほぼ全てオンラインで完結できるので、少しの手間で多くの見返りを得ることができます。
例えば、SBI証券は口座を開設するだけで20,000ポイント(期間限定なので現時点で可能かはポイントサイトにてご確認ください)です。こんなのがゴロゴロありますので、複数の証券会社で口座を開設すればあっという間に10万円くらいはゲットできます。
貯まったポイントは、現金化や各種サービスの支払いに充てることができ、実質的な節約効果を生み出します。
代表的なポイントサイトをご紹介します。
- ハピタス:ネットショッピングやサービスの利用でポイントが貯まりやすく、クレジットカードの発行や口座開設で高額なポイントを獲得できます。また、貯めたポイントは1ポイント=1円として現金やギフト券に交換可能です。
- Gポイント:ポイント交換の自由度が高く、普段の買い物でも効率的にポイントを貯めることができます。ハピタスとのポイント交換も可能で、相互にポイントを活用することで、さらにお得に利用できます。
電力会社・Wifiの見直し
電力自由化により、自分のライフスタイルに合った電力プランを選択することで、電気代の節約が可能になりました。また、Wifiも様々な業者が提供しているので、顧客獲得のために多くの特典を用意しています。
料金そのものの節約額はわずかですが、数万円のキャッシュバックがあるケースが多いので要注目です。
ここでも、ポイントサイト経由で申し込むことで更にポイントをゲットできることがありますので、必ずチェックしてください。
- 新電力会社の利用:ENEOSでんきや楽天でんきなどの新電力会社は、大手電力会社に比べて割安な料金プランを提供しています。これらのプランに切り替えることで、年間数千円から数万円の節約が期待できます。ただし、この節約効果は年々薄れてきているので、切り替え時のキャッシュバックを目指す方が賢明です。
- キャッシュバックの活用:電力会社の乗り換え時に、数万円単位のキャッシュバックを提供している場合があります。これらのキャンペーンを活用することで、さらにお得に電力会社を変更できます。
ギャンブルするより投資でヒリヒリしよう
低学歴=ギャンブル好きという世間のイメージ通り、ギャンブルが好きな人は多いかと思います。
「ギャンブルは金のムダ」とはよく言われますが、そんなことは言われなくても分かってますよね。ギャンブルはそのヒリヒリした感じを楽しむもので、そのためにお金を払っている、という感覚だと言われます。
なので、「お金を使っている=損している」ではない、というのがギャンブラーの言い分ですが、今一度ギャンブルは勿体ないということを理解し、「代わりにヒリヒリするもの」として投資をおススメしたいと思います。
ギャンブルの損失と代替案としての投資
- ギャンブルの控除率の高さ
これはギャンブルする人は良く分かっていると思いますが、改めて指摘しておきます。
ギャンブルは控除率が高く、長期的には損をする仕組みになっています。例えば、パチンコや競馬などは、控除率が10%~20%とされています。つまり、賭けた金額のうち~20%は運営側の取り分となり、残りの80%~が参加者間で分配されるため、続ければ続けるほど、理論上は損失が増える構造です。
もちろん、パチンコ・パチスロには技術介入要素があるので、上手ければ負けないという理屈は成り立ちますが、そのためには「研究・努力」が必要です。そんなことをしたらギャンブルの魅力も半減というか、仕事みたいになってしまうので、それなら投資でヒリヒリをおススメします。 - 代替案としてのハイリスク投資:リスクを伴うスリルを求めるのであれば、FX(外国為替証拠金取引)や暗号資産(仮想通貨)への投資はどうでしょうか。これなら控除率はゼロ%ですし、掛け金は青天井。
以下に色々なギャンブル的要素が高い投資をご案内しますが、「ギャンブルするくらいならコレの方がマシ」ということであって、これらのハイリスク投資を勧めている訳ではありません。
遊び程度にとどめて、本当の投資は安全な資産で運用するようにしてください(後述)。
1. FX(外国為替証拠金取引)
ギャンブラー向けのポイント: 短期的な変動で利益を得られる、ハイリスク・ハイリターンの特性
- 魅力
- FXはギャンブルに似た部分がありますが、コントロールできる範囲が広いです。例えば、損失を最小限に抑えるストップロスを設定できます。
- 為替の動きはニュースや経済指標に影響されるため、運ではなく知識や情報がカギになります。単なる運だけに頼るギャンブルとは違うスリルが味わえます。
2. 暗号資産(仮想通貨)
ギャンブラー向けのポイント: 大きな値動き、急騰急落のスリル、投機的な性質
- 魅力
- ビットコインやイーサリアムみたいな暗号資産は、短期間で数十%も価格が動くことがあります。上手く波に乗れば、一発逆転のような利益も狙えます。
- ギャンブルみたいにただ賭けるだけではなく、相場の動きを読んだり、トレンドに乗る戦略を学べるので、ゲーム感覚で取り組めます。
3. 個別株(特にボラティリティの高い銘柄)
ギャンブラー向けのポイント: 企業ニュースやイベントによる急激な価格変動、適度な情報収集の必要性
- 魅力
- 例えば、IPO(新規上場株)はギャンブルと似ていて、上場初日に大きく値上がりする可能性があります。しかし、上場企業の業績や成長性を調べれば、ある程度リスクを抑えることもできます。
- 短期トレードで、直近の材料やニュースを利用して利益を狙える株もある。例えば、AI関連や再生可能エネルギー関連株は今注目されています。
4. CFD(差金決済取引)
ギャンブラー向けのポイント: 株式、商品、指数など幅広い市場でレバレッジを効かせた取引が可能
- 魅力
- CFDは、株や商品、為替などいろいろな市場に賭けられるので、多様な選択肢が楽しめます。しかも、値上がりだけじゃなく、値下がりに賭けることもできます。
- 小さい元手でもレバレッジを使えば大きなリターンを狙えます。ただし、ギャンブルと違って損失を自分で設定してコントロールできる点が大きな違いです。
5. オプション取引
ギャンブラー向けのポイント: 高度な戦略とハイリスク・ハイリターン、特定の条件下での爆発的利益
- 魅力
- オプション取引は少額のプレミアムを払うだけで、大きな値動きがあった場合にリターンを得られます。まるで競馬で穴馬を狙うような感覚が楽しめます。
- ギャンブル的なスリルがありつつ、実際には戦略次第でリスクを抑えた賭け方もできます。
ギャンブルをやめるためのコツと心構え
そうはいっても、長年慣れ親しんだギャンブルをやめるには、苦労するものです。至極真っ当なものばかりですが、以下のような方法や考え方が役立ちます。
- 自分の損失を「見える化」する
ギャンブルでどれだけのお金を失ったか、記録を取ることが効果的です。具体的な金額を目にすることで、継続するリスクを実感しやすくなります。 - 代替行動を見つける
ギャンブルの代わりに楽しめる趣味や活動を見つけましょう。例えば、スポーツ、読書、料理、あるいはオンライン学習など、建設的な活動に時間を使うことで、ギャンブルの誘惑を抑えられます。 - 専門家に相談する
ギャンブル依存症の治療を専門とするカウンセラーや支援団体に相談することも大切です。「ギャンブル依存症問題を考える会」や地域の相談窓口を利用してみてください。 - お金に触れる機会を減らす
クレジットカードや現金を持ち歩かず、生活費の管理を家族や信頼できる人に任せることで、衝動的なギャンブルを防げます。 - 目標を設定する
「貯金を100万円達成する」など、ギャンブルをやめることで実現できる目標を設定し、その目標に向けて進むことを意識しましょう。
最後に「安定的な投資」で増やす
貯金だけでなく、お金をさらに増やす方法として「投資」があります。特に、ギャンブルと異なり、長期的なリターンを得られる可能性が高いです。
安定して成長している企業への投資
- 株式投資の基礎
誰もが知る企業(例:トヨタ自動車、ソニー、ユニクロなど)の株式は、安定した成長が期待できます。また、配当金を得られる企業を選ぶことで、インカムゲインも期待できます。 - リスクの低い投資信託
初心者には分散投資が可能な投資信託がおすすめです。たとえば、全世界株式や米国株式に投資するインデックスファンドは、長期的に見て安定した成長が期待できます。
高格付け社債や外国債券
- 利回りの高い商品を選ぶ
日本国債は利回りが低い傾向にあるため、外貨建て債券や高格付け社債を検討すると良いでしょう。たとえば、米ドル建ての債券は、4%を超える利回りが期待できる場合があります。 - 為替リスクへの対応
外貨建て債券では為替リスクがありますが、米ドルであればそのままドルのまま保有しておくことで、将来的に海外旅行や留学資金などの用途に使えます。
一発逆転を狙わない
投資において「一発逆転」は避けるべきです。高リスクの個別株や暗号資産に全財産を投入するのではなく、全体の5%程度に留め、残りは安定した商品に分散することが重要です。
おわりに
お金を貯めるためには、支出の見直しから始め、節約やポイント活用を通じて貯蓄を増やすことが基本です。そして、転職や投資といった「攻め」の手法も組み合わせることで、さらに効率よくお金を増やすことができます。これらの方法を取り入れ、ぜひ豊かな生活を目指してみてください。