「学歴は人生を左右する」これは紛れもない事実です。とは言え、学歴が全てではありません。
実際、低学歴でも稼げる仕事はいくらでもあります。
本記事では、
✔️低学歴でもできて、高年収を稼げる可能性がある仕事
✔️今日からできる年収アップのための行動
をまとめました。せっかく本記事に辿り着いたのであれば、最後まで読んで、行動してください！
低学歴でも稼げる仕事を見つけるポイントは？
高年収と聞くと、どうせ高学歴の大企業サラリーマンしか無理でしょ、と思う人もいるでしょう。確かに大企業で管理職になって、年収1000万以上の高年収をルートは一番見聞きするものでしょう。
しかし、世の中には、大企業のサラリーマンでなくても1,000万円を稼げる仕事はゴロゴロあります。
ここでは「誰でも目指せて、再現性のある仕事」を紹介しています。実力主義の外資系企業？そんなのレアケースで非現実的ですよね。公認会計士の資格を取ればいい？誰でも取れますか、と言いたくなりますよね。
低学歴でも稼ぐために大事なのは、「学歴なんて関係ない」「頭は使わない」職業を選択することです。
例えばこれから紹介する「建設業界の仕事」は、学歴は全く関係なく、どれくらい技術・経験があるかが重要視されます。
高学歴ばかりいる職場で、頭脳・知識で勝負を挑むよりも、技術・コミュニケーション能力などの実力重視の職種であれば、最初から学歴のことを気にする必要がないのです。
①建設業界
建設業界というと底辺の労働者というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかしそれは大きな誤りで、確かなプロの技術を持った「職人」であり、それ故、年収1000万も目指せる稼げる仕事なのです。
建設業界は言うまでもなく「学歴なんて全く関係ない」世界。むしろ「学歴ある方がおかしい」くらいの実績重視の世界です。では、具体的にどのような仕事があって、どれくらいの年収が見込めるのかを見てみましょう。
ここでは、いくつかの職種をご紹介し、それぞれの職種で10年の経験を積んだ場合、その後独立した場合の年収の水準を示しています。
1. 左官工
- 10年の経験：熟練度が高まると、月収40万～60万円（年収500万～800万円）に到達可能。高い技術を持つ左官職人は住宅リフォームや高級案件で重宝される。
- 独立する場合：独立して直接受注することで、年収1000万円以上も可能。特にリフォーム業界では高単価案件が多い。さらに、自分の技術をチームに伝え、職人を雇うことで収益を拡大することも。
- ポイント：特殊な左官技術（漆喰や土壁の仕上げなど）を身に着けると単価アップが狙える。
2. 鳶職（足場組み立て職人）
- 10年の経験：月収40万～60万円（年収500万～800万円）が狙える。現場監督から信頼される職人になることで、安定した高収入が得られる。
- 独立する場合：足場工事専門の会社を設立し、元請けから直接案件を受注すると、年収1000万円以上も可能。大規模な建築現場の契約を取れるようになるとさらに高収入。
- ポイント：資格（足場の組立て等作業主任者や建築施工管理技士）を取得し、安全性と効率の高い施工を行うことで、信頼を得られる。
3. 電気工事士（配線工事）
- 10年の経験：電気工事士として5年以上の経験と資格（第一種電気工事士）があれば、月収50万～70万円（年収600万～850万円）が可能。
- 独立する場合：自営業としてマンションや商業施設の配線工事を受注すれば、年収1000万円以上が見込める。特に太陽光発電やスマートホームの分野は高収益を得られる案件が多い。
- ポイント：電気施工管理技士の資格を取得し、大規模なプロジェクトに参画することで収入をさらに伸ばすことが可能。
4. 重機オペレーター
- 10年の経験：大規模現場や特殊な重機を扱う現場に参入すると、月収50万～80万円（年収700万～1000万円）が狙える。夜間工事や特殊案件では単価が高い。
- 独立する場合：重機を自分で購入し、レンタル兼オペレーターとして稼働すると、年収1000万円を超えるケースも多い。
- ポイント：特殊重機の操作スキルを身につける（例：タワークレーン運転士）と高単価の案件が得られる。
5. 塗装工
- 10年の経験：熟練した技術とスピードがあれば、月収40万～60万円（年収500万～800万円）が可能。高級住宅や商業施設の塗装では高単価が期待できる。
- 独立する場合：住宅塗装業者として独立し、営業力を磨けば、年収1000万円以上も可能。特に外壁塗装や防水塗装は需要が高く、高収益が見込める分野。
- ポイント：断熱塗料やエコ塗料など、高付加価値の材料を扱うことで単価を引き上げる。
6. 施工管理技士
- 10年の経験：建築現場の施工管理を専門に行う職業。一級施工管理技士を取得すれば、月収50万～80万円（年収700万～1000万円）も可能。
- 独立する場合：独立してフリーランスの施工管理技士として活動すれば、複数の現場を掛け持ちして高収入を得られる。
- ポイント：施工管理技士の資格取得が必須。一級資格を持つと大規模プロジェクトに参画しやすくなる。
7. 配管工（給排水・空調工事）
- 10年の経験：経験を積んで施工管理の資格を取得すれば、月収50万～70万円（年収600万～850万円）が狙える。
- 独立する場合：空調や給排水設備の施工業者として独立し、大型施設の案件を受注すれば、年収1000万円以上も可能。
- ポイント：管工事施工管理技士や配管技能士の資格があると、独立後に案件を取りやすくなる。
以上のように、高収入が見込める建設業界ですが、厳しい指導やパワハラが横行している職場なのでは、と心配される方もいるでしょう。
建設業界全体としては、昔のような厳しい徒弟制度的指導は減少しつつありますが、一部の現場ではまだその影響が残っています。ただし、業界全体での働き方改革や教育の近代化が進む中で、若い世代がより安心して働ける環境が整備されつつあります。職場を選ぶ際には、教育体制や職場の雰囲気をよく確認することが重要です。
②海外の日本料理（和食）職人
こちらは海外で働く必要がありますが、狙える年収は1,000万円どころか2,000万円も可能です。
まず、給与水準はこのような感じです。
年収（アメリカ）：40,000〜120,000 USD（約600万円〜1,800万円）
- 和食全般を作るシェフの場合、高級レストランでは70,000〜120,000 USD（約1,050万円〜1,800万円）が期待できます。
- 需要が高いエリア（ニューヨーク、ロサンゼルス）であれば、年収は2,000万円を超えます。さらに上昇することもあります。
年収（フランス）：30,000〜80,000 EUR（約500万円〜1,500万円）
- 高級和食レストランでは、50,000〜80,000 EUR（約800万円〜1,500万円）の年収を得ることが可能です。
年収（シンガポール）：40,000〜70,000 SGD（約400万円〜700万円）
- 高級日本食レストランでは、50,000〜70,000 SGD（約500万円〜700万円）の年収が期待できます。
高年収が期待できる一方で、その道のりはそこまで簡単ではありません。
日本国内での修行が求められます。
- 経験年数: 日本国内で和食の基礎を学ぶには、最低でも3〜5年の修行が必要です。この期間に、包丁の使い方、素材の選び方、調味料の使い方、料理の盛り付けなど、和食の基本的な技術を学びます。
- 修行内容:
- 調理技術：基本的な包丁使い、出汁の取り方、煮物・焼き物・揚げ物・蒸し物などの調理方法を学びます。
- 素材の理解：日本料理では素材を大切にし、その特性を最大限に活かすことが求められます。旬の食材や地方特産品などを使いこなす能力も重要です。
- 伝統技術：和食には古来からの技術や手法があり、特に高級和食ではその伝統に従うことが求められます。
- 職人としての心構え：日本料理の世界では、厳しい師弟関係や修行の精神が重視されます。日本国内の高級店や旅館での修行を通じて、伝統的な価値観を学びます。
- 修行先
高級な和食店（割烹、料亭、寿司店）や旅館、ホテルの和食部門などが修行先となります。特に高級店で修行することで、食材の使い方や盛り付け、器選びなど、細部にわたる技術が身につきます。
日本料理のシェフとして海外で働くためには、日本でのしっかりとした修行と経験が必要です。最初は日本国内で基礎を学び、海外での仕事に就くためには、3〜5年の実務経験と海外での働き口を見つけるためのビザ申請が重要です。さらに、海外でキャリアを積んでいくためには、現地の文化や食材に適応しつつ、伝統的な日本料理を守りながら新しい技術やアプローチを取り入れることが求められます。
③営業職
学歴不問で高収入と言えば営業職を外すわけにはいきません。
コミュニケーションが苦手という人にはどうしようもないですが、学が無くても「人と話すのが好き」「人から好かれる」という人にはうってつけの職業です。
営業には商材の知識が必要ということも言われますが、突き詰めると「人間力」が必要なケースが多く、特に以下に紹介する仕事は、知識よりも「人から好かれる力」、特に富裕層から好かれる能力が第一です。
1. 不動産営業（特に高額物件の販売）
- 仕事内容: 不動産を購入したい顧客と売りたい顧客をつなげる仕事で、特に高額な物件（マンション、商業施設、オフィスビルなど）を扱う場合、報酬が大きくなります。
- 平均年収: 約500万円〜800万円
- 上限: 高額物件の取引や成約が続けば、年収1000万円以上も可能。特に歩合制の契約で、1件の成約で数十万円以上の手数料を得られる場合もあります。
- 注意点: 成約のタイミングや市場の動向に影響されることが多いため、営業力が高く、営業成績を安定して上げられる能力が求められます。
2. 証券営業（投資信託、株式など）
- 仕事内容: 証券会社で投資信託や株式などを顧客に販売する営業職です。特に富裕層向けに投資商品を提案する場合、手数料やインセンティブが高くなります。
- 平均年収: 約600万円〜900万円
- 上限: 高い営業成績を上げることで、年収1000万円以上が狙える。特に富裕層向けの金融商品を扱う営業職は、成約1件ごとの手数料が高くなります。
- 注意点: 顧客との信頼関係を築く力や、金融知識が求められます。市場の動きに左右される部分もあります。
3. 自動車営業（特に高級車や法人向け営業）
- 仕事内容: 自動車メーカーや販売店で車両を販売する営業職です。特に高級車や法人向けの車両販売では、高額な売上が期待できます。
- 平均年収: 約500万円〜700万円
- 上限: 高額車両を多く販売した場合、インセンティブにより年収1000万円以上を達成することができます。
- 注意点: 車両を購入する顧客のニーズに応えるための提案力や、営業戦略が重要です。
4. 保険営業（生命保険・損害保険）
- 仕事内容: 生命保険や損害保険を個人または法人向けに販売する営業職です。特に法人向けや高額な保険商品を扱う場合、報酬が高くなります。
- 平均年収: 約400万円〜700万円
- 上限: 保険契約1件で得られる手数料が高いため、成績を上げることで年収1000万円以上も可能です。
- 注意点: 長期的な顧客関係を築く必要があり、信頼を勝ち取るための努力が必要です。
低学歴でも高年収稼げる仕事は山ほどあるが…
低学歴でも高年収になれる仕事は正直に言えば、いくらでもあります。
実力重視の業界をうまく選び、その中でどんどんキャリアを積んでいけば必然的に高年収になっていきます。
しかし、どの職業もそれなりの努力が必要になります。行動をし続けた人にのみ成功のチャンスがやってきます。
そしてできれば体力や健康のことを考慮して、体力仕事ではなく、規則正しく働ける職業が良いでしょう。
また、大手企業への就職は高学歴が有利になるのは間違いありませんが、それもあくまでも新卒採用だけです。
低学歴にコンプレックスを抱く前に、人よりも何倍も行動して、成功を掴みとっていきましょう！
せっかく高みを目指そうとこの記事に辿り着いたのであれば、少しでも行動を始めてみてください！