弘前大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、弘前大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

参考：弘前大学の偏差値は４０〜５２.５です。

弘前大学と同じレベルの大学は？

弘前大学と同じレベルの大学は以下の通りです。

国立では、STARSの佐賀大学や島根大学、私立では日東駒専の上位である日本大学と東洋大学、産近甲龍の上位である近畿大学とだいたい同じレベルということになりました。

同レベルの大学に国立大学や公立大学が多数存在していますね。

また、弘前大学には医学部がありますが、志願者倍率により共通テストでの足切りのようなものを行う特殊な試験方式になっているため、偏差値のデータがありませんでした。

弘前大学は低学歴！？

弘前大学は、一般的にそこそこの学歴と認識されていますが、医学部も擁する国立大学のため地元での地位は高いです。

決して低学歴ではありません。

国立大学の医学部のため、地域の医療従事者を育成する大事な研究機関としての役割を担っていると考えられ、大学全体としても地元ではとても地位の高い大学だといえます。

弘前大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、弘前大学の共通テストの合格基準点は52％〜78％となっていて、医学部の医学科以外は基本的に６割程度の基準点となっています。

一番低い52％が農学生命科学部の地域環境工学科です。

一番高い78％が医学部の医学科という結果になりました。

医学部も擁する総合大学ではありますが、合格基準点を見る限りそこまで難易度は高くなく、大学の規模としてもそこまで大きくはありません。

医学部に関しても、他の国公立大学の医学部や難関私立大学の医学部と比較すると、難易度は低めといった印象です。

地方の人口減少が進んでいるため、地方の国立大学は医学部を除いてかなり厳しい状況にあるといえますが、それでも地元での評判はとても高く、公務員などへの就職実績も高いことから、地元で生きていく！と決めている方には全くデメリットはないでしょう。

どの大学もそうですが、人気学部やキャンパスの立地により競争率も変動するため自分の受験する学部のボーダーを調べておくことをお勧めします。

弘前大学は、地方の国立大学の中でもやや難易度は低めです。

弘前大学の受験科目数

弘前大学の受験科目数は、共通テスト７科目〜８科目＋独自試験１科目〜２科目（小論文・面接含む）と国立大学では割とスタンダードな試験方式をとっています。

弘前大学は共通テストで課される科目は多いですが、合格基準点が易し目なので、意外に対策としてはしやすい方になります。

個別試験の科目数が少ない（地方国立大っぽい）ので、独自試験の対策もそこまで時間を取られずできそうです。

また、後期試験では小論文だけや面接だけの学部も多いので、また違った対策は必要ですが、後期試験の合格基準点の上昇率もさほどないので、滑り止めとしての選択肢としても有用です。

いずれの試験方式においても、難関国公立大学や有名私立大学（早慶上智・GMARCHなど）を第一志望とする学生の肩慣らしとしてはちょうどいいレベルでしょう。

弘前大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生181,733人が答えた大学人気ランキング（2023年6月30日集計）』によると、

弘前大学の人気ランキングは全国では３０位という結果でした。

全国的な知名度もしっかりあり、そこそこの人気度がありました。

特にキャンパスがある青森県内でのランキングでは国立大学第１位に君臨しているということからも、地元での地位は相当に高いということが言えるでしょう！

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る弘前大学

弘前大学の、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は圏外でした！

こちらの結果からも、弘前大学は地元色がかなり濃く、東北地方のさらに優秀な学生は仙台にある東北大学へ集中するということも相まって、都心部に多い大手企業への就職をそもそも目指していないということが考えられます。

決して学生のレベルが低いわけではなく、地元でかなりもてはやされる学歴なのに、わざわざ都心部に出てきて就職しようという思いが少ないように見受けられますね。

弘前大学は、世間的にはそこそこの学歴ですが、地元色がかなり濃く、大手企業への就職実績はあまりないです。