二松学舎大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、二松学舎大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

参考：二松学舎大学の偏差値は４５〜５２.５です。

二松学舎大学と同じレベルの大学は？

二松学舎大学と同じレベルの大学は以下の通りです。

国立では、STARSの琉球大学、私立では日東駒専の下位である駒澤大学や専修大学、産近甲龍の下位である京都産業大学、甲南大学、龍谷大学と、外外経工佛の上位である関西外語大学や大阪工業大学とだいたい同じレベルということになりました。

同レベルの大学に国立大学や公立大学が多数存在しています。

二松学舎大学は低学歴！？

二松学舎大学は、一般的にそこそこの学歴と認識されています。低学歴までは行きません。

ただやはり同レベル帯に、いわゆる入りやすい国公立大学が多数存在しているため、高学歴とまでいかないのが現状です。

また、二松学舎大学は文系の単科大学のため、歴史の長い大学ですが、就職実績としてはやや弱く、日東駒専下位レベルと同等としました。

二松学舎大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、二松学舎大学の共通テストの合格基準点は62％〜70％とかなり幅があることがわかります。

一番低い62％が国際政治経済学部の国際政治経済学科と国際経営学科です。

一番高い70％が文学部の国文学科と都市文化デザイン学科と歴史文化学科という結果になりました。

二松学舎大学は学部が二つしかなく、その中でも学科は４つ程度しかないため、難易度の差はそこまでありません。

ただ、一番低い国際政治経済学部でも６割以上の点数を求められますので、しっかりと共通テスト対策をしておかないと、合格を勝ち取るのは難しい基準点になっています。

どの大学もそうですが、人気学部やキャンパスの立地により競争率も変動するため自分の受験する学部のボーダーを調べておくことをお勧めします。

二松学舎大学は、全体的に合格基準点が高めで、それなりに難しいです。

二松学舎大学の受験科目数

二松学舎大学の受験科目数は、１科目〜４科目で、各大学や各学科によりかなり異なります。

ほとんどの試験方式で２〜３科目型を採用していますので、国語＋英語＋地歴公民から１科目選択といった形で、一般的な受験生の勉強科目と変わらないので、志望学科に合わせて何科目型の試験にするかなどを検討していく必要があります。

共通テスト利用方式については独自試験との併用方式がなく、３〜４科目型が用意されています。

また、どの試験も同じですが、基本的には科目数が増えれば増えるほど難易度としては低くなりますが、その分幅広く対策をする必要があります。

いずれの試験方式においても、有名私立大学（GMARCHなど）を第一志望とする学生の肩慣らしとしてはちょうどいいレベルでしょう。

二松学舎大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生181,733人が答えた大学人気ランキング（2023年6月30日集計）』によると、二松学舎大学の人気ランキングは全国でもキャンパスのある東京都と千葉県でも圏外でした。

前述の通り、歴史が深い大学なのですが、どうしても知名度は少なく、知る人ぞ知る大学といった感じになってしまっているのが現状です。

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る二松学舎大学

二松学舎大学の、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は圏外でした！

ここでもやはり圏外という結果になってしまいました。

二松学舎大学は、文系単科大学で学部が少なく、全国的な知名度が少ないという就職実績に悪い要素を持ってしまっているため、大手企業への就職実績で見てもこのような結果となってしまいました。

筆者は生まれも育ちも東京でしたが、最近までこの二松学舎大学の存在を知りませんでした。

きっと大半の学生や企業の採用担当者も同じような状況だと思います。

そのため、就職活動では、いかに自分の価値を示せるかが重要になってくるでしょう。

二松学舎大学は、世間的にはそこそこの学歴ですが、全国的な知名度も就職も弱いという結果でした。