「学歴は人生を左右する」これは紛れもない事実です。とは言え、学歴が全てではありません。
実際、低学歴でも稼げる仕事はいくらでもあります。
本記事では、
✔️低学歴でもできて、高年収を稼げる可能性がある仕事
✔️今日からできる年収アップのための行動
をまとめました。せっかく本記事に辿り着いたのであれば、最後まで読んで、行動してください!
高年収も夢じゃない!低学歴でも稼げる仕事を見つけるポイントは?
高年収と聞くと、どうせ高学歴の商社マンしか無理でしょ、と思う人もいるでしょう。
確かに大手企業で管理職になって、年収1000万以上の高年収を目指すなら、高学歴が採用される切符になります。
しかし、世の中には、そもそも学歴が関係ない仕事がたくさんあります。
つまり、低学歴でも稼ぐために大事なのは、高学歴が評価されやすい職場・職種を選択しないことです。
例えばこれから紹介する「プログラマー」は、学歴は全く関係なく、どれくらいプログラミング技術があって、どんなものを開発した経験があるかが重要視されます。
低学歴でも稼ぎたいのであれば、学歴ではなく実力が評価される職種を選ぶのが第一歩です。
高学歴ばかりいる職場で、それでも頑張るんだ!と誰よりも残業して実績を上げるのも良いですが、そもそも実力重視の職種であれば、最初から学歴のことを気にする必要がないのです。
低学歴でも高年収稼げる仕事①プログラマー
低学歴でもできて、かつ年収1000万も目指せる稼げる仕事で、一番おすすめなのがIT業界で、その中でもプログラマーイチオシです。
IT業界は実績重視になるので、学歴は基本的に関係ありません。
低学歴でも稼げるプログラマーってどんな仕事?
プログラマーはプログラミング言語を使ってコードを作成することでソフトウェアやWEBサイトやアプリケーションを開発する仕事です。
業務内容は多岐に渡り、ソフトウェアの設計、テスト、バグ修正、ドキュメンテーション作成の担当、チームで連携してプロジェクトを進行することが多いです。
サービスによっては、新機能の追加や既存機能の維持・改善も行い、常に最新かつ高品質なソフトウェアを提供することが求められるため、常に知識を学び続ける必要があります。
プログラマーには実力さえあれば学歴は求められませんが、新卒の就職活動で大手の待遇がいい会社に就職するためにはある程度の学歴が必須となります。しかし、IT業界はそもそも転職してキャリアアップするのが当たり前な業界です。
低学歴でもプログラマーとしてキャリアを着実に積んでいけば、間違いなく年収1000万も夢ではない仕事です。
また、日本ではプログラマーがかなり不足しているので、ニーズもこれからどんどん増えていきます。
働き方の自由度も含めてかなりお勧めの仕事になります。
低学歴でもプログラマーになるには?
プログラマーになるには、高校卒業程度の学力(特に数学と英語)は必要です。
なり方としては、
①新卒でプログラマーの職に応募する
②独学でプログラミング言語を習得して就職・転職・フリーで働く
の2パターンです。
学歴は確かにいらないですが、勉強量はかなり必要です。
この仕事ならではの専門知識が多いので、パソコンに苦手意識がなく、継続的に諦めず勉強し続けることが条件になります。
また、売り手市場とはいえ、あくまでもそれは実務経験がある優秀なプログラマーが求められているため、実務経験のないプログラマーはかなり努力しなければ実務経験を積むことさえ難しい状況です。
未経験のエンジニアが実務経験の積める企業に就職するには…
①就職補償制度のあるプログラミングスクール(かなり高額)に通う
②独学で勉強し自分でWEBアプリなどを制作しポートフォリオを充実させていくしかありません。
そのほかにも未経験歓迎企業に応募するという手もありますが、大体の企業が実務経験がまともに積めない仕事か待遇が最悪なところが多いです。
もっと詳しい情報はこちら▼
低学歴でも高年収稼げる仕事②宅地建物取引士
宅地建物取引士は法律系の難関資格になりますが、誰でも受験できるため、低学歴でも関係ありません。
資格さえあれば、不動産業界のみならず、様々な業界で重宝されます。
低学歴でも稼げる宅地建物取引士ってどんな仕事?
宅地建物取引士とは、国家資格である「宅地建物取引士」という資格を有し、不動産の売買や賃貸の仲介を行うスペシャリストです。
通常不動産会社で働いている社員などは、皆がこの資格を有しているわけではなく、ただの営業行為だけであれば宅地建物取引士の資格は必要とされていません。
ただし、不動産の契約には宅地建物取引士が必須で、契約の際の「重要事項説明」の説明も宅地建物取引士のみ行うことができます。
また、不動産の仲介を行う事業所には、宅地建物取引士が最低何人いなければいけないという法律上の規定もあるので、資格を有しているだけで不動産会社から重宝される人材になることができます。
また、最近は不動産の価格上昇も激しく、都内であれば中国人などによるインバウンド需要も高いので、中国語の勉強も併せて行うことで高年収を目指すことができます。
低学歴でも宅地建物取引士になるには?
宅地建物取引士になるには、当然ですが、「宅地建物取引士」資格を取得する必要があります。
「宅地建物取引士」は合格率15〜18%と言われている難関資格ですので、資格を取得するのにそれなりの勉強が必要です。
また、法律系の試験になるため、今まで全く法律の勉強をしたことがないという方は通信講座などを利用して勉強することを強くお勧めします。
宅地建物取引士の試験は年に一回のみなので、しっかり準備をして挑みましょう。
低学歴でも高年収稼げる仕事③ブロガー・YouTuber
ブロガーやYouTuberは企業に採用してもらう訳ではなく、自力でコンテンツ配信をする仕事なので、低学歴でも関係ありません。
実際YouTubetのトップである有名人の多くも高卒です(例:HIKAKINさん、ヒカルさん)。実力社会なので、かなり厳しい世界であるのは間違い無く、浮き沈みも激しいですが、大きく稼ぐことが可能な職業です。
低学歴でも稼げるブロガー・Youtuberってどんな仕事?
ブロガー・Youtuberは、コンテンツ(記事・動画)を作成して発信をし、それを見る視聴者に向けて広告を配信することで広告主からお金をもらう仕事です。
基本的には需要を満たせた分だけ報酬が増えていきます。
物を売りたい企業は当然人の集まるコンテンツに、高いお金を落として広告を配信させます。
今まではTVや雑誌などが主な情報発信媒体でしたが、時代が変わり、誰もがインターネットで知りたい情報を発信できるようになりました。
そんな時代だからこそ、自分の経験や特技を発信することで人を満足させられて、お金もたくさんもらえる、夢のような仕事の一つと言っても過言ではないでしょう。
低学歴でもブロガー・Youtuberになるには?
ブロガー・Youtuberはパソコンさえあれば誰でもなることができます。
ただ、収益を発生させることが非常に難しく、副業などでも注目されている仕事の一つとはいえ、実際に稼げるようになる人は一握りです。
よほどの才能やバズリを引き起こすことができるノウハウがなければ、基本的には収益が発生するまで最低1年近くは必要です。
これといった正攻法があるわけではないので、再現性が低いのがデメリットと言えるでしょう。
低学歴でもできる仕事で、年収1000万も裕に超える可能性を秘めているため、副業として取り組むのがお勧めです。
低学歴でも高年収稼げる仕事④配送業
体力仕事になるので、長い目で見るとデメリットがあるのも確かですが、稼ぎはそこそこ良いです。
かなり体力を消耗する仕事ですので、体力に自信がない方には全くお勧めできません。
低学歴でも稼げる配送業ってどんな仕事?
トラックで行う運送業や、Amazonなどのネット通販の荷物や宅配便を届ける業種など様々ありますが、今回お勧めするのは、後者のネット通販や宅配便の荷物を配送する業者です。
トラックなどの大型の自動車を使用する運送業は特殊な免許を取得する必要があり、生活も不規則になるためあまりおすすめしません。(もちろんその分待遇がいいです。)
ネット通販や宅配便の荷物を配送する配送業は、
①ヤマト運輸や佐川急便などの大手配送業者の会社員として働く
②個人事業主として仕事を受注する
の2パターンあります。
一般的に個人事業主として働く方が大手の福利厚生などは利用できませんが、稼げると言われています。
ただし、個人事業主として配送業を行う場合はAmazon Flexなどのサイトに登録するか、大手配送業者から外注してもらう必要があり、たくさん収入を得るにはある程度の営業力も必要になってきます。
低学歴でも配送業になるには?
配送業には自動車の運転免許があれば誰でもできる仕事と言われています。
難易度が一番低い分、高年収を実現するのにはかなりコツが必要です。
基本的には、いくつ商品を配送できるかが年収に直結していき、配送用の軽バンなどの維持費なども手取り収入に関わってくるので、いかに費用を抑えて効率的に件数をこなせるかが重要になってきます。
そのため、自分の自宅から近いところに配送の拠点があり、配達先も近場で固まっている方が効率がよく配達することができます。
また、配達先に行くまでの道のりを記憶しておく方が、事前に配送の計画を立てやすく、より効率よく稼ぐことができるでしょう。
低学歴でも高年収稼げる仕事⑤自動車組立工
低学歴かどうか関係なく、また、資格がなくてもそこそこ稼ぐことができる仕事になります。
また、これまで紹介してきた職種と異なり、基本的には自動車メーカーの会社員になるため、ある程度の福利厚生も期待できそうなのもメリットの一つと言えるでしょう。
低学歴でも稼げる自動車組立工ってどんな仕事?
自動車組立工は、自動車製造工場で自動車の部品を組み立てていく工員のことです。
基本的にはラインに流れてくる部品を車体に組み込んでいく作業をひたすら続ける仕事で、体力とある程度の器用さが求められる仕事です。
最近では産業用ロボットが普及し、手作業での組立は少なくなってきていますが、その代わりに精密機器やロボットの操作などの技術が必要とされてきています。
また、自動車製造の最終工程を担当しているため、最終検査を行い問題があれば調整をしていきます。
日本の基幹産業である自動車の製造を担っている職業のため、スタディサプリ進路による調査では平均月収が34.8万円とかなり高水準に設定されています。
低学歴でも自動車組立工になるには?
自動車組立工になるのに特別な資格は必要なく、学歴も高校卒業程度の学歴と一般常識があれば誰でもできる仕事と言われています。
ただし、前述した通りある程度の機敏性や器用さが求められるのと、自動車という精密機械を製造するという職業柄、自動車製造に関する知識はもちろん、一般的な製造技術の資格などを有している方がいいと言えるでしょう。
就職に関しては、ハローワークや、各自動車メーカーの求人から応募することができます。
低学歴でも高年収を稼ぐなら、第一歩は読書!?
低学歴でも稼げる仕事を5つ厳選して紹介してきましたが、正直全ての人がじゃあこの仕事に転職する!とすぐに行動できるわけではないでしょう。
しかし、ここから紹介する読書は、すぐに実行できて、あなたの年収アップにもつながるんです!
年収1000万以上になるのは読書の力だけでは厳しいですが、今よりも年収アップにつながるヒントが本にはたくさん隠されています。
低学歴の読書が高年収を稼ぐ第一歩になる理由は?
読書が年収アップにつながる理由は、
●知識量や語彙力のアップ
●成功者のノウハウや考え方が学べる
●思考力が身に付く
以上の3つがあります。
知識量や語彙力のアップ
仕事で必要になる知識をネット上の検索で情報収集する人もいますが、おすすめは本です。
どうしても検索結果は偏りのある断片的な情報なので、検索し続けるうちに頭が混乱してしまうことも起こりがちです。その点、本は理路整然にまとめてあるので、情報のインプットにたいへんおすすめです。
仕事に関連する本を数冊読むことで、効率アップして成果にもつながるでしょう。
成功者のノウハウや考え方が学べる
アメリカの起業家ジム・ローン氏はこんな言葉を残しています。
You are the average of the five people you spend the most time with.
あなたは、周りで最も長い時間を過ごす5人の平均です。
要するに、人はそばにいる人の考え方や価値観に影響されやすいということです。さらに言えば、周りの5人の年収の平均が自分の年収とも言われています。
となると、高年収になるにはもっと高年収の人・成功している人と知り合わないと、と思ってしまいますよね。
しかし普通に生きているだけでは、すぐ周りに社長や億万長者がいる可能性は低いです。
そこで、成功者の考え方やノウハウを本から学ぶことで、成功者に一歩近づくことができます。
思考力が身に付く
読書をしていると、「この情報はこんなことに役立つかも?」「この情報は今の自分には必要ないな…」などと、常に情報の取捨選択をすることになります。
これを繰り返すことで、思考力が上がり、社会での対応力も上がっていきます。
ビジネスのノウハウ本・生き方・自己啓発・お金の運用方法など、本を読めば読むほど人間的に深みが出るのは間違いないでしょう。
読書と高年収の関連性
『ビジネス書完全ガイド(晋遊舎)』のビジネスパーソン220人への実態調査によると、
月に2冊以上本を読む人の年収分布はこんな感じ▼
※『ビジネス書完全ガイド(晋遊舎)』p81参照
驚くべきことに、月に本を2冊以上読む人の約6割が年収700万以上という結果でした。
厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』によると、最終学歴が大卒の人でも平均年収は362万8000円です。高年収になりたければ、読書も一つの手段としてはありですね。
また少し前のデータですが、財団法人出版文化産業振興財団による『現代人の読書実態調査』では、世帯年収が高いほど読書量が多い傾向にあるとの見方を示しています。
1ヶ月に最低3冊以上本を読む人の多くは世帯年収1500万以上で、本を読まない人の多くは世帯年収300万〜500万未満の人でした。
低学歴でも高年収稼げる仕事は山ほどあるが…
低学歴でも高年収になれる仕事は正直に言えば、いくらでもあります。
実力重視の業界をうまく選び、その中でどんどんキャリアを積んでいけば必然的に高年収になっていきます。
しかし、どの職業もそれなりの努力が必要になります。行動をし続けた人にのみ成功のチャンスがやってきます。
そしてできれば体力や健康のことを考慮して、体力仕事ではなく、規則正しく働ける職業が良いでしょう。
また、大手企業への就職は高学歴が有利になるのは間違いありませんが、それもあくまでも新卒採用だけです。
低学歴にコンプレックスを抱く前に、人よりも何倍も行動して、成功を掴みとっていきましょう!
転職は難しいしと思っても、この記事を最後まで読んだのであれば、まずは月に2〜3冊読書してみませんか?
せっかく高みを目指そうとこの記事に辿り着いたのであれば、少しでも行動を始めてみてください!