ネット上で、「早稲田なのに、慶應なのに低学歴と言われた」という意見を目にしますが、
早慶は果たして低学歴なのでしょうか?
結論から言えば、早慶は間違いなく高学歴です。
ではなぜ低学歴と言われてしまうのかを本記事でまとめました。
\社員紹介扱い 優待キャンペーン/
最大14,000ポイント(通常紹介+1,000ポイント)
社員紹介扱いなら 過去ご契約あった方も対象!
早慶は低学歴かどうかを多方面から検討
早慶とは、早稲田大学・慶應大学の超難関私立2大学で構成されている大学群のことを指します。
受験界隈ではよく上智大学を加えた早慶上智という大学群で呼ばれることが多いですが、実力としては慶應>早稲田>>上智(慶應と早稲田の差はそこまでないが、早稲田と上智の差はかなりある)と言われています。
偏差値から見る:早慶は低学歴?
大学の偏差値は、予備校などが大学のレベルをわかりやすく数値化したものです。偏差値の決め方は、前年度の受験生の一人一人の偏差値と合否結果から算出しています。
偏差値50がちょうど真ん中のレベルになります。
早慶の偏差値を見てみると、
早稲田大学…62.5〜70.0
慶應大学…57.5〜72.5
になります。幅はありますが、それでも低いとは言い難い値です。
偏差値から見ると、早慶は低学歴とは言い難い。
試験方式から見る:早慶は低学歴?
次に早慶の試験方式を見ていきます。
よく早慶が低学歴と言われる一番の原因がこの試験方式です。国立大と比較してみましょう。
早慶 | 国立大 | |
入試科目 | 3教科〜 | 5教科7科目以上 |
試験方法 | ・共通テスト利用方式 ・一般入試(独自試験) ・共通テスト+一般入試 など | ・共通テスト+2次試験 |
入試の科目が国立大より少なく、受験勉強も科目を絞ってすることができます。
さらに、早慶は内部推薦・AO入試なども豊富にあることから、受験生の学力レベルが低いと言われてしまうのです。
ただし、入試科目が少ないからと言って、受かりやすいわけではありません。早慶ともに、合格難易度は高いです。
例えば、早稲田大学の共通テストの合格基準点は76%〜94%ですが、かくいう筆者も「早稲田の共通テスト利用に合格できる人は東大合格できるよ」と受験生時代によく言われたほどです。
なので、科目数だけを見て、低学歴だというのは間違いでしょう。もちろん、国立や医学部受験と比べて科目数の負担は少ないかもしれません。
推薦に関しては、多少学力のレベルは下がるかもしれませんが、それでも誰もが通るというわけではないです。
試験方式から見ると、国立難関大より入試科目数が少ないのは確かだが、低学歴とは言い難い。
就職ランキングから見る:早慶は低学歴?
東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は以下の通りでした。
慶應大学…4位、39.3%、2655人
早稲田大学…12位、31.5%、3099人
早慶ともに、就職にはかなり強いと言えます。
特に早慶レベルになると、大手企業の中で学閥が形成されていることが多く、人事と同じ大学出身だと親近感が湧き、入社しやすいなんてこともよく言われている話ですね。
就職ランキングから見ると、早慶は就職に強く、低学歴とは言えない。
クラウドストレージが50GB無料!
データ使用 無制限で2,980円/月(税込3,278円/月)※
※公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり。※通話料等別費用
早慶を低学歴という人の意見
東大理系出身なので、私立文系は全員雑魚だなと正直思っています。
アメリカの大学を出ましたが、早慶は正直レベルが低すぎます。
世界では戦えないですね。
外資で働いていますが、早慶は普通にたくさんいて、優秀かどうか言われるとピンからキリという印象を受けます。
しかし、東大・京大もそうですが、海外のトップ大学院などを出ている方は、ほとんどが優秀なのです。
そう言った面で言えば、早慶は低学歴というか、最低ラインというか。
高学歴とは言えない現実があると思います。
国立トップ大から見ると早慶は低学歴かもしれないが…
東大・京大をはじめとする国立トップ大、もしくは海外のトップ大学からすると、「日本の私立なんて低学歴だ(ましてや私立文系なんて…)」という意見がありますが、一般論ではありません。
全体で見たら、早慶は間違いなく高学歴です。
そもそも出身大学は、社会に出てしまえばあまり関係ありません。
早慶を目指す学生さんは、低学歴の声に惑わされずにしっかりと勉強していきましょう。
社会人の方は、低学歴・高学歴に関係なく、日々自分の能力を磨いていくことをおすすめします!
乗り換え(MNP)でもWebで完結・利用可能
他キャリア・固定電話への国内通話 アプリで無料※
※Rakuten Link利用時、※一部対象外番号あり