ネット上で、「早慶に比べると上智は、低学歴と言われた」という意見を目にしますが、上智は果たして低学歴なのでしょうか?
結論から言えば、上智は高学歴です。
ではなぜ低学歴と言われてしまうのかを本記事でまとめました。

偏差値から見る:上智は低学歴か?

上智大学は元々人文系の学部が中心だったこともあり、女子学生の割合が約6割の大学です。
受験界隈ではよく上智大学を加えた早慶上智という大学群で呼ばれることが多いですが、実力としては慶應>早稲田>>上智(慶應と早稲田の差はそこまでないが、早稲田と上智の差はかなりある)と言われています。
大学の偏差値は、予備校などが大学のレベルをわかりやすく数値化したものです。偏差値の決め方は、前年度の受験生の一人一人の偏差値と合否結果から算出しています。
偏差値50がちょうど真ん中のレベルになります。
上智の偏差値を早慶と比べて見てみると、
上智大学…55.0~70.0
早稲田大学…62.5〜70.0
慶應大学…57.5〜72.5
になります。偏差値だけで見たら、少しの差しかありません。
試験方式から見る:上智は低学歴か?

上智大学の入学試験方式は、
①TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)
②学部学科試験・共通テスト併用方式
③共通テスト利用方式の3方式
があります。
グローバル教育に力を入れているだけあって、入学試験にはTEAPスコア利用方式があります。
『河合塾Kei-net』による分析では、上智大学の共通テストの合格基準点は71%〜87%と難易度が高いです。
参考までに、早稲田大学の共通テストの合格基準点は、76%〜94%です。
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就職ランキングから見る:上智は低学歴か?

東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は以下の通りでした。
上智大学…15位(854人・実就職率27.8%)
上智は、就職にはかなり強いと言えます。
上位に難関私国立大が名を連ねる中の15位なので、就職はかなり強いと言えるでしょう。
上智を低学歴という人の意見



東大理系出身なので、私立文系は全員雑魚だなと正直思っています。



受験難易度が全然違うので、早慶上智という括りにしてほしくないです。



私のただの主観ですが、上智の試験はだいぶ簡単でした。
国立大の二次試験は(自分には)難しく、早慶は戦えるレベルで、上智は余裕だった印象があるので、高学歴はやはり早慶から、と思いたいです。
早慶は高学歴で、上智は低学歴?
ネット上では「早慶は高学歴で、上智は低学歴」という意見も見られます。
しかし、あまりにも判断基準に根拠がなく、気持ちだけで話していると言わざるを得ません。
全体で見たら、上智は高学歴です。
そもそも出身大学は、社会に出てしまえばあまり関係ありません。
上智を目指す学生さんは、低学歴の声に惑わされずにしっかりと勉強していきましょう。
大学生や社会人の方は、低学歴・高学歴に関係なく、日々自分の能力を磨いていくことをおすすめします!