産業能率大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、産業能率大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

参考：産業能率大学の偏差値は40.0〜50.0です。

産業能率大学と同じレベルの大学は？

産業能率大学と同じレベルの大学は以下の通りです。
（リンクがある大学については、その大学と同じレベルの大学情報を見ることができます。）

受験生界隈でよく聞く、大東亜帝国である大東文化大学や亜細亜大学、帝国大学、国士舘大学とだいたい同じレベルです。

産業能率大学は、１年次から始まる「キャリアサポート授業」やそれ以降のインターンシップなどに力を入れており、2020年に行われた「2010年比　就職偏差値が上がった大学（主要企業就職者30人以上100人未満）（大学通信より）」では、東京１位・全国３位という素晴らしい結果を残しています。

就職率も高いです。

塾業界では、大学教員や教育内容面で注目されている大学です。

産業能率大学は低学歴！？

産業能率大学は、ネットでは低学歴ですが、一般的には普通の学歴として認識されています。

受験生界隈でも就職活動でも、いわゆるFラン大学の手前というイメージがあります。

産業能率大学は、Fランかそうでないかの議論がよく起こる大学でもあります。

産業能率大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、産業能率大学の共通テストの合格基準点は51％〜74％となっています。

一番低い51％が経営学部のマーケティング学科(スカラシップ)です。

一番高い74％が経営学部のマーケティング学科という結果になりました。(前期2教科型)

また、経営学部より情報マネジメント学部の方がやや低めに合格基準点が分析されています。

産業能率大学の受験科目数

産業能率大学の受験科目数は、共通テスト利用入試は2科目～5科目を採用し、一般入試は２科目と３科目を採用しています。

基本的には科目数が増えれば増えるほど難易度としては低くなりますが、その分幅広く対策をする必要があります。

ただし、前期試験の各試験方式は併願可能であり、前期スタンダード・プラスワン・2教科ベーシックの3つの方式を受験することができます。

また、どの学部も基本的には英語・国語or数学+１科目の基本的な３科目なので、受験対策もしやすいです。

有名私立大学を第一志望とする学生の肩慣らしとしてもちょうどいいレベルでしょう。

産業能率大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生200,519人が答えた大学人気ランキング（2024年3月31日集計）』によると、産業能率大学の人気ランキングは、全国版で圏外、東京版で圏外でした！

キャンパスは、自由が丘・湘南・代官山にありますが、湘南キャンパスのある神奈川県版の人気ランキングでも圏外でした。

あまり人気のない大学という結果でした。

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る産業能率大学

産業能率大学は、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の中で圏外でした！

同じレベルの大学でも、大学群としてブランド力や知名度のある亜細亜大学が151位、追手門学院大学が166位、摂南大学が172位でした。

つまり、産業能率大学は就職には強くないという結果です。

ただ、有名企業への就職で見なければ、キャリアサポートに力を入れているだけあり、就職率が高いです。

産業能率大学は、ネットでは低学歴ですが、世間的に普通の学歴で、有名企業への就職には弱いという結果になりました。（それ以外の企業であれば、就職率は高めです）