滋賀県立大学は低学歴？同じレベルの大学はどこ？

大学のレベルは偏差値だけでは測れません。実受験生・入学テストの難易度・卒業後の進路など様々な観点があります。

当サイトでは、以下の基準をもとに大学のレベルを判定しています。

この判定基準をもとに、滋賀県立大学と同じレベルの大学を一覧にしています。

※あくまでも目安であり、学部や学科ごとの差は考慮していません。受験生の努力指標や読み物としてお楽しみください。

他大学は▶︎大学レベル判定よりご覧いただけます。

参考：滋賀県立大学の偏差値は４５〜５２.５です。

滋賀県立大学と同じレベルの大学は？

滋賀県立大学と同じレベルの大学は以下の通りです。

国立では、STARSの佐賀大学や島根大学、私立では日東駒専の上位である日本大学と東洋大学、産近甲龍の上位である近畿大学とだいたい同じレベルということになりました。

同レベルの大学に国立大学や公立大学が多数存在していますね。

滋賀県立大学は低学歴！？

滋賀県立大学は、一般的にそこそこの学歴と認識されています。低学歴ではありません。

また公立大学のため、地元でのネームバリューで就職に困らないです。

上記で紹介した同レベルの大学より、地元での就職率は良いでしょう。

滋賀県立大学の共通テストの合格基準点

『河合塾Kei-net』による分析では、滋賀県立大学の共通テストの合格基準点は55％〜74％と結構幅が広いです。

一番低い55％が工学部の材料化学学科です。

一番高い74％が人間文化学部の人間関係学科という結果になりました。

ただし、公立大学のため後期試験の難易度が高くなりますので、前期試験だけで見るとほとんどの学部が６割半が合格基準点と見ていいでしょう。

この結果を見ると、滋賀県立大学はよくも悪くもバランスの取れている大学で、どの学部も学科も差はあるにしても、難易度に大きな差はないことがわかりました。（後期試験間では差はあり。）

どの大学もそうですが、人気学部やキャンパスの立地により競争率も変動するため自分の受験する学部のボーダーを調べておくことをお勧めします。

滋賀県立大学は、全体的にバランスの取れた大学ですが後期試験は学部ごとに結構差があります。

滋賀県立大学の受験科目数

滋賀県立大学の受験科目数は、共通テスト３科目〜５科目＋個別試験１科目〜３科目で、各学科によりかなり異なります。

平均的に共通テスト５科目＋個別試験３科目型の試験が多く、学部や前期か後期かなどによって、科目も実技試験や面接、小論文だったりと特殊な形式の個別試験もあるので、単純に受かりやすそうな難易度だからと後期試験を滑り止めにすることは難しいです。

また、どの試験も同じですが、基本的には科目数が増えれば増えるほど難易度としては低くなりますが、その分幅広く対策をする必要があります。

ただし、難関国公立大学を第一志望としない学生が前期試験を受けることで、有名私立大学（早慶上智・GMARCHなど）を第一志望とする学生の肩慣らしとしてはちょうどいいレベルでしょう。

滋賀県立大学の人気ランキング

JSコーポレーション「日本の学校」が実施した『高校生181,733人が答えた大学人気ランキング（2023年6月30日集計）』によると、滋賀県立大学の人気ランキングは全国で第２４位という結果でした。

そもそも公立大学自体が私立大学に比べて少ないためなんとも言えない部分ではありますが、全国的な知名度はなかなかあると言えるでしょう。

レベル感で言ってもやはり日東駒専の上位レベルには入ってくる大学ではあるので、それなりに人気度も高いでしょう。

有名企業への就職に強い大学ランキングから見る滋賀県立大学

滋賀県立大学の、東洋経済で発表されている『有名企業への就職に強い大学トップ200校』の結果は１５４位でした！

有名企業400社への就職率は、4.1％で、23人です。

学生数が少ないのもあり一概に比較ができないのと、地元でのネームバリューはバカにできないですが、日東駒専の駒澤大学以外にはパーセンテージで負けてしまっているので、大手企業への就職率という点で見るとコスパは悪いです。

就職面で言うと、同レベル大学の日本大学や東洋大学、近畿大学などの理系学部の方がランキングも高く就職も有利になりそうです。

滋賀県立大学は、世間的にはそこそこの学歴ですが、大手企業からの知名度はあまりなく、就職にも難易度の割に強くないという結果でした。