「自分が低学歴だけど、子供は高学歴に育てたい!」
「どうせ親が低学歴だし、自分もそんなもんでしょ」
そんなことを思っている人はいませんか?
今回は、親が低学歴だと子供も低学歴になるのかを、統計データ結果をまとめました。
結果から言えば、親の学歴は子供の学力に影響を与えます。
しかし、だからと言って諦める必要は全くなく、どのようにしたら高学歴な子供を育てられるのか、あるいは自分自身を変えられるのかにも言及しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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親が低学歴だと、子供も低学歴になる可能性が高い
残念なことではありますが、統計データによると、親の学歴は子供の学歴に直接影響を及ぼす傾向があります。
実際のデータと、その理由をまとめていきます。
【統計データ】親の学歴と子供の学歴の関係
まずはグラフを2つみていきましょう。
父親の最終学歴と子供の学力の関係
※文部科学省『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究(国立大学法人お茶の水女子大学)』P13、図表2−2よりデータ抽出
母親の最終学歴と子供の学力の関係
※文部科学省『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究(国立大学法人お茶の水女子大学)』P13、図表2−3よりデータ抽出
いずれのグラフからも、親の学歴と子供の学力は比例することがわかります。
小6・中3、どの教科においても親の学歴が子供の正答率に影響を与えています。そして親が高学歴であるほど、正答率は高まっていきます。
しかも、お父さん・お母さんの両方に関係してきます。
父親・母親の最終学歴が高ければ高いほど、子供の学力は高くなる。
親が低学歴だと子供が低学歴になる理由
文部科学省の『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究(国立大学法人お茶の水女子大学)』によると、子供の学力が高くなる理由が以下の通りです。
子供の学力が高くなる家庭の特徴
①学習習慣だけではなく、読書の習慣がある
②保護者が子供の時間の使い方をうまくコントロールしている
③保護者が意図的に、本や新聞などの活字・外国語や外国の文化に触れる機会を作っている
④積極的に「社会のニュース」「勉強・進路」について話し合いを行っている
⑤美術館・劇場・博物館・科学館・図書館などに子供を連れて行く
読書の習慣がある人ほど、年収が高くなるのはよく知られている話ですが、子供の学力にもかなり影響してきます。
上記の5点とも、そもそも親が高学歴・あるいはかなり意識の高い親でなければ、できないことでしょう。
よって、親が低学歴だと、学習の習慣などの面で子供をうまく誘導できず、学力も低くなっていく傾向があります。
さらに学力が低い層だと、「美術館や劇場に行ったことがない」割合が2割を超えて、「図書館にもほとんど行かない」割合が35%にものぼります。
逆に言えば、低学歴でも子供を高学歴に教育できた親は、上記5点を子供のためを想って取り入れていることでしょう。
参考:親の収入は、子供の学歴に比例しない
※文部科学省『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究(国立大学法人お茶の水女子大学)』P6、図表2−1よりデータ抽出
こちらのグラフは、世帯年収と学力の関係をみたものです。
世帯年収が高いほど学力は高くなる傾向にあるものの、1500万以上の世帯よりも1200万〜1500万の世帯の子供のほうが学力が高い傾向にあり、親の収入と子供の学歴は比例しない結果になりました。
ただし、例に中3数学Bの点数でみると、世帯年収1000万〜1200万家庭の生徒は、200万未満家庭の生徒の点数の1.47倍もあり、一概に関係ないとまでは言えません。
親の収入と子供の学歴は比例しないが、関係ないわけではない。
ちなみに「お父さんが単身赴任の場合、そうでない家庭に比べて子供はやや学力が高い。一方で、お母さんが単身赴任の場合は、そうでない家庭に比べて子供の学力は低い。」という面白いデータもありました。
さらに、お母さんの帰宅時間が早い、あるいは専業主婦だと子供の学力が高くなる傾向にあります。
子供にとってお母さんは大切な存在であることもありますが、何よりもそのような家庭の場合、お父さんが多く稼いで生活に余裕があり、お母さんの心にも余裕があって、子供と向き合えることが大きいでしょう。
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ひとり親世帯は低学歴の連鎖?
『令和3年度全国ひとり親世帯等調査』によると、ひとり親世帯の親の最終学歴は、半分以上が高卒以下で、低学歴な傾向にあります。さらに短大・専門学校などを入れると8〜9割弱にのぼります。
大卒でひとり親になる人は、母子家庭で12.5%、父子家庭で25.5%です。
そんなひとり親世帯の子供の学歴についても見ていきましょう。
ひとり親世帯の子供は4割前後が高卒に
ひとり親世帯における高校卒業後の進学率は、
母子家庭:66.5%
父子家庭:57.7%
になります。おおよそ4割前後の子供が高卒であることがわかります。
ひとり親世帯は、親が生活を維持するのに一生懸命で、学力まで気が回らないのが正直な話でしょう。
生活が苦しいながらにも、よく頑張っている家庭が多いのも事実ですが、低学歴の連鎖から低収入の悪循環が起きている傾向もあります。
そこを断ち切るためにも、まずは大学を卒業することや資格をとって高収入を目指す必要があります。
子供を高学歴に育てたいなら…
親の学歴と子供の学歴は比例しますが、全ての人がそうとは限りません。
ただし、高学歴な親が無意識でできることを、低学歴な親は意識的に行う必要があります。
子供を高学歴に育てたいのであれば、「子供の学力が高くなる家庭の特徴」を取り入れれば良いのですが、その中でもおすすめが「読書習慣」です。
文部科学省『保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究(国立大学法人お茶の水女子大学)』によると、家庭にある本の数が多ければ多いほど、子供の学力は高くなります。
家庭にある本に、電子書籍は含まれますが、漫画や雑誌、教科書、参考書は含まれていません。
図書館であれば、無料で本がたくさん借りられるので、経済的な負担も心配入りません!
また読むのがめんどくさい人は、オーディブルなど耳で聴く本も取り入れると気軽に読書習慣が付きます。
子供を高学歴に育てたいなら、読書習慣を身につけさせよう!
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